発売から遅れる事1ヶ月。
やっと手元にApple Watch Series 4が届きました。
発売から1ヶ月も経過しているので何番煎じだかわかりませんが、今回はビジュアルレビューと、1週間程使った使用感レビューをしていきます。
開封
ユーチューブなどにも動画が大量に上がっている開封の儀。
以前までの大きめのプラスチック製の箱から打って変わって、横長の箱に入って到着です。
最近のアップル製品は周りのフィルムが剥がしやすいようになっていてありがたいです。
外の化粧箱に見えるものは箱ではなく包み紙でした。
実物よりも先にレビュー等を見てしまっているので驚き半減ですが、この梱包はとてもおしゃれだと思います。
開けるためには必ず裏返さなければならず、開けると内側にもプリントがあり中身がきちんとこちら向きに入っている。
全てが計算されているのがわかります。
今回から本体とバンドが別の箱に入っています。
自分もそうですが、そろそろ2本目以降のApple Watchとなる人も出てきているので、近々本体のみの販売も計画されているのかもしれません。
個人的には本体のみの販売は大歓迎です。
実際、今回もこれまで使っていたバンドを使えばいいので、支払うコストを抑えられるスポーツバンドを選択しました。
本当はバンドは必要ないのに、バンドとセットでしか販売されていないというのが、現状のApple Watchの問題点だと思います。
本体開封
箱はiPhoneなどと同じ化粧箱になっていました。
今回購入したものは44㎜スペースブラックステンレススチールケースです。
series3からステンレススチールケースはセルラーモデルしかないので、元々アルミケースより高かったのに更にお高くなっていますが、諸々考えるとステンレススチールケースの方がいいので、モバイルデータ通信を契約する気はないですが、こちらを選択しました。
2段構造になっていて、上が本体と簡単な説明書、下は充電ケーブルとアダプターでした。
今回は初めて本体がスリーブに入っていました。
ナイロンの柔らかい素材で、本体に傷がつかないようにしてありました。
スリーブから出して感じたことは「画面が広い」です。
早速起動。
画面が表示されると、尚更画面が大きいことが強調されました。
バンド開封
バンド単品をこれまで購入したことがなかったのでわからないのですが、
箱は横からスライドして取り出すものでした。
箱から取り出すと三つ折りになっている紙が登場しました。
それを開くとバンドと簡単な説明が書かれていました。
留め具が付いている短いものが1つと、留め具を通す穴の開いたバンドが2本入っていました。
腕周りに合わせて2本の内どちらかを選択する事になります。
storeを見ても2通りあるように書かれていないので、スポーツバンドは長さの異なるバンドが2本ともセットで入ってるのがデフォルトのようでした。
series2との比較
2年以上使用してきたseries2との比較をしていきます。
サイズ
パッと見でseries4が大きいとわかります。
しっかりとしたカタログスペックは省きますが、第一印象で大きくなった事がわかるくらいに違いがあります。
また、平面的な面積は大きくなっていますが、厚みは薄くなっています。
その事もあって、装着するとフィット感が増して軽くなったと感じます。
処理速度
使われているチップが違うので当たり前ですが、非常に速くなっています。
手首を傾けて時計が表示されるまでの時間が、大きく短縮されたと感じています。
更に、手首の検知も非常に良くなっていて、傾け具合がseries2の時よりも小さくても表示されています。
逆に言えば、時計が点灯していなくてもいいと思うタイミングでも点灯してしまっていることが増えました。
手首検知については調整ができないと思うので、これは慣れていくしかないです。
Digital Crown
スクロール等の意味のある動きをした時にクリックが入るようになりました。
これはDigital Crown内に物理的なクリックではなく、画面等に合わせて本体が小刻みに振動しています。
回しても意味のないところで回したとしても、このクリックは起きずその画面でDigital Crownを回すことに意味がないことがわかるようになっています。
バッテリーの持ち
あまり変わらないです。
これに関しては公開されているスペックを見ればわかる通り、特別大容量なバッテリーが搭載されている訳ではないです。
通信機能を一切使わなければ4日くらい、通信機能を使っていれば2日半くらいのバッテリーの持ちだと思います。
1週間使用して
series2との比較と重なる部分がありますが、何をするにしてもこれまでよりも反応が良くストレスフリーになりました。
特に顕著なのが、WaterMinderです。
以前は通知が来てアプリを立ち上げますが、入力可能になるまで数秒待たなければなりませんでした。
しかし、今はすぐに入力を受け付けてくれるようになりました。
本当はしっかりと記録をしていきたいのですが、レスポンスが悪くて記録しないことが多かったです。
今はしっかりと記録するようになりました。
WaterMinder程ではないですが、純正のワークアウトも入力受付までラグがありましたが一切なくなり、記録が取りやすくなりました。
新しい文字盤
一番気に入っているのはInfographModularです。
新しいApple Watchとして起動すると、デフォルトで登録されている文字盤の中で一番左に入っている文字盤です。
デジタル時間の横に世界時計で東京を表示させることで、デジタルとアナログを見やすい位置に同時に表示させることができるのが一番のポイントです。
デフォルトで入っていたものをそこまで変更せずに使っています。
変更したのは下段中央の風向です。
これは元はタイマーか何かだったと思いますが、画面の色合いも兼ねて風向に変更しました。
二番目に気に入っているのは公式のキービジュアルにもなっているInfographです。
初めて起動すると最初に表示される文字盤がこれでした。
これのポイントは、文字盤を白にすることができるということです。
どうしてもこれまでの文字盤は黒を基調としていたので、黒以外がメインの色になるのは革新的です。
デフォルトでは左下がタイマー(記憶が曖昧)、中央の下が世界時計(世界標準時)になっていました。
左下を世界時計の東京にしてデジタル表示も見られるように、中央下を天気にしてみました。
まとめ
series4になって初めて大きく進化したApple Watch。
基本的な機能は変わりませんが、処理速度などが向上して使い勝手が良くなりました。
画面は基本的に黒が基調となっていますが、コンプリケーションにカラフルなものが増えてきていることもあり、画面全体が綺麗になってきています。
ちょっと自分の趣味ではないので使用していませんが、コンプリケーションなしのフルスクリーン表示ができる炎と水などもオシャレとしてApple Watchを使う人にとってはありがたいものだと思います。
series4が大きな進化だったので、2年で買い替えにしてしまいましたが今回は最低4年使うつもりでいるので、定期的に使用感を書いていこうと思います。