iPhoneXが手元に来てから1週間が経過しました。
前回は開けてみてのビジュアルレビューだったので、今回はこの1週間使ってみての感想を書いていきます。
率直な感想
非常に使いやすいです。
ホームボタンがなくなった事で、操作感が変わった部分はいくつかありますが、それらを差し引いても先週まで使っていた「6s」と比較して良い物だと思っています。
単純に新しいデバイスが良く感じるというのもありますが、2年前のデバイスと比較するといろいろな面で性能が上がっています。
実はあった機能
ホームボタンがあるかつTouchID搭載機は「簡易アクセス」という機能が存在します。
ホームボタンがなくなってしまったので、一見するとなくなってしまった機能のように見えますが、iPhoneXの発売に先駆けて配信されていた『ios11.1』でiPhoneXに対する「簡易アクセス」の機能が盛り込まれていました。
アップデートをしても勝手にONになるわけではないので自分で設定する必要があります。
「設定」⇒「一般」⇒「アクセシビティ」⇒「簡易アクセス」
という具合に入っていきます。
そうすると写真のような画面になるので、「簡易アクセス」のスイッチを入れます。
ホームボタンがないのでダブルタップではなく、ドック部分を下に2回引くと画面が下がってきます。
ドック以外の部分を引くと検索になりますし、アプリのアイコンを触ると起動してしまうので少し慣れが必要かもしれません。
ちょっと戸惑ったこと
新しいアプリをインストールするときに、これまではTouchIDで認証だったのでFaceIDになるのだと思っていましたが、FaceIDとは別に先に画像のようになります。
最初このダブルクリックの意味が理解できず、画面をダブルタップしていました。
しかし、画面をタップしても何も起こりません。
ここでダブルクリックしてほしい部分は画面ではなく、サイドボタンである電源ボタンです。
AppleWatchによるApplePayを先に体験していれば、同じようにダブルクリックが出てきましたが、これまでに使ったことがなかったので少しこのダブルクリックの意味を考えることになってしまいました。
ボタンをダブルクリックしてその後にFaceIDによる認証になります。
変わっていたこと
以前とは変わっていることがいくつかありました。
電源の切り方
右のサイドボタンはこれまで同様、画面のオンオフをすることのできる電源ボタンになっています。
しかし、これまでのように長押ししても電源を切ることができず、siriが起動することになります。
ではどのようにして電源を切るのか?
その答えはちゃんと箱の中に入っていた説明書に書いてありました。
サイドボタン(電源ボタン)と音量ボタンのどちらかをを長押し
二つのボタンを同時に押すことで電源を切ることができるようになります。
スクリーンショットの撮り方
これは箱の中に入っている説明書に書いていないものである意味裏技かもしれませんが、Appleのユーザーガイドのページには書いてあります。
その方法とは
サイドボタン(電源ボタン)と音量の上ボタンを同時押し
となっています。
押しっぱなしにすると電源を切る準備になってしまうので普通に押します。
ちなみにサイドボタンと音量の下ボタン同時押しは特別な機能は仕込まれてませんでした。
ロック画面からのカメラ起動
ロック画面の右下にカメラのマークがあります。
これを3DTouchの要領でグッと押して離すとカメラが起動します。
また、カメラはこれまでと同様にロック画面を右から左にスワイプでも起動することが可能でした。
ちなみに左から右にスワイプすると、これも依然と同じくウェジェっと画面になります。
FaceID
一番の変化はやっぱりこれです。
これまでは指紋認証でしたが、今回から顔認証です。
反応は悪くありません。
かなり特殊な条件で突破している記事をいくつか読みましたが、一般人が使う上では十分なセキュリティだと思います。
自分で何人かに試したところ他の人の顔でロックが開くことはありませんでした。
最初の登録のしかたにもよるのかもしれませんが、寝転がっているとき、特に寝起きの状態だと反応が少し悪いです。
これは設定で「注視」を必要とするにしている関係で、目がきちんと開いていない状況では認識されないからかもしれません。
まとめ
1週間使った感想はイイの一言に尽きます。
自分は2年に1回の機種変更にしているので、新しいiPhoneというのが久しぶりなのでそれでテンションもかなり上がっています。
今回は1週間の使用感レビューですが、今後1か月レビュー等もしていこうと思います。