11月より使っているiPhone X。
購入当初よりApple純正のフォリオケースを使って来ました。
これはiPhoneとしては初めて画面のオンオフ機能を備えたもので、非常に使い勝手のいいものでした。
しかし、これにはひとつだけ欠点がありました。
それは背面が完全に覆われてしまう事です。
背面の色と正面の色
iPhone8を始めとする従来のiPhoneは、背面の色によってベゼルの色も決まっていました。
しかし、iPhone Xはスペースグレイもシルバーもベゼルレスの関係上全く同じものになっています。
画面が消えている状態では、当たり前ですが正面から見たら真っ黒です。
そう、パッと見スペースグレイのように見えます。
つまりフォリオケースを使っていると、自分がどちらの色を選択して購入していたとしても同じものを使っているように見えます。
これがシルバーを購入した自分にとってはかなりのネックでした。
また、折角のガラス仕上げの背面なのに見えないのは勿体ないです。
そこで使用開始当初から欲しいと思っていたものがありました。
欲しかったもの
欲しかったものは、流行りの手帳型ケースではなく本体を守る事に特化したバンパータイプのケースです。
その中でもこれにしようと決めていたものが、ギルドデザインのアルミ削り出しソリッドバンパーです。
ギルドデザインのバンパーは2つ前のiPhone5sの時に愛用していました。
iPhone Xのデザインを見た時から、次のケースはギルドデザインと決めていました。
本当は最初からこのバンパーにしたかったのですが、発売日にスマホを買う弊害としてケースがまだ発売してませんでした。
それがiPhone Xの発売から遅れる事2ヶ月、やっと発売となりました。
ということで今回はギルドデザインのソリッドバンパーについてビジュアルレビューです。
GILD designから届いたもの
iPhone X発売当初から作成されることが決まっていたソリッドバンパー。
12月の初めに予約しておいたものが届きました。
側面にGILD designの文字の入った箱で到着です。
箱のサイズはiPhone Xが送られて来た時の箱と同じくらいの大きさでした。
箱を開けるとまず一番上にカタログが乗っていました。
そして中身を出すとこんな感じです。
今回購入したのはメインであるソリッドバンパーと、ソリッドバンパー用にカットされている強化ガラスクリスタルアーマーです。
ソリッドバンパーfor iPhone X
上の写真では一番左側の箱がソリッドバンパーです。
フタを開けるとこのようになっていました。
以前、iPhone5s用に買った時はこんなにいい箱で届いた気がしないんですが、今回のバンパーはかなり気合が入っています。
クリスタルアーマー
これまたiPhone5sから愛用している強化ガラスです。
今回はソリッドバンパー用にカットされている背面用のガラスも購入しました。
パッケージを見た感じ、正面の画面用は特別にカットしたものではないようです。
iPhone6用のクリスタルアーマーが専用のものでなくても、液晶部分のみを保護するものになっていたので、正面の全面保護ではなく液晶部分のみの保護がデフォルトになったようです。
かなり値の張るものですが、一度貼ってしまえば余ほどのことがない限り2年は綺麗に保てます。
このクリスタアーマーの手触りが好きです。
装着してみて
つけてみるとこんな感じです。
だから何?って感じですが、個人的な満足度はかなり高いです。
iPhone5sのときもそうでしたが、このバンパーの装着かなり大変でした。
難しい部分
このバンパーは上下から本体を挟んで、ネジ止めするタイプです。
それだけだとかなり簡単に思えますが、ただ挟むだけでなく、本体がアルミに触れて傷付かないように緩衝材を四隅につけます。
これが非常に難しいです。
バンパーのくぼみ部分にこのシリコンでできた緩衝材を押し当てて、ある程度吸着させてその上から本体を乗せます。
これが難しいです。
真上から乗せられれば問題ないですが、位置調整でズラしたりするとシリコンがずれてバンパーからはみ出ます。
これが4箇所なので不器用な自分は30分ほど格闘しました。
バンパーをつけるのは大変でしたが、逆にガラスを貼るのはかなり簡単です。
周りにバンパーがあるお陰で大きくズレることなく貼ることができます。
また、端からではなく中央から貼りつくように置くことで、空気も入らず綺麗に貼ることができます。
クリスタルアーマーは頑丈さと、気泡が抜けるのを売りにしているので注意して貼らなくても大丈夫かもしれません。
この中央から貼りつくように置くのは、普通の保護フィルムでも同じなので実践してみて欲しいです。
実際に携帯してみて
バンパーを装着して2日間使ってみました。
良いところ
- コンパクトになった
四隅にネジ止めの部分があるので、そのぶんだけ上下左右に大きくなっていますが、本体とバンパーのみなので、厚みがフォリオケースからするとかなり薄くなっていて、総合してコンパクトになったと感じています。 - 背面が見える
そもそもこれが目的でバンパーに変えています。
本体がシルバーであることの証である、白い背面に銀のAppleマークが見えるようになりました。
机に置く際は画面を下にして置くようになりました。 - クリスタルアーマーの透明度がスゴイ
これは何もつけない派の人に怒られそうですが、クリスタルアーマーは何もつけてない時より画面が綺麗に見えます。
個人的な感覚なので人によって違いますが、表面となっているガラスの下に綺麗な本来のガラスが来ているので発色が妨げられないように感じています。
残念なところ
- 良くも悪くも硬い
バンパーはアルミでできているので硬いです。
本体を守ることを主眼においているのでこの設計でいいのですが、守る以外の観点からするとネックに感じる部分があります。
これまでレザーケースを使っていたので、気軽に何処にでも置けましたが、硬いアルミでできているので置くときに「ゴトッ」と音が鳴ってしまうようになりました。
バンパーは頑丈にできている上、最初の加工の感じからすでにアルミの表面はツルツルという感じではないので、こちらは心配していません。
しかし、この硬いものを置くことによって机などに傷がつかないかが少し心配になります。 - 想像以上に指紋だらけ
画面側の指紋は使っていく中で仕方がないものですが、背面も驚くほど指紋だらけになっていました。
これまでのiPhoneは背面がガラスではなかったので、精々Appleマークに指紋がつくくらいでした。
しかし、今回は全面ガラス仕上げです。
全面ガラス仕上げと言っても今回はそのガラスの上にガラスを貼っているのですが……。
よくよく考えれば画面を触る指は多くても2本で、背面を触る指は最大4本になるので、色々な所に指紋がつくのは当たり前でした。
文面だけ見ると残念なところの方が長いですが、総合的にはこの残念なところは気にならないです。
置くときにちょっと気をつければいいだけですし、指紋は吹けば大丈夫な上、ある程度指紋だらけでも自分の個人的なデバイスなので問題ないです。
最後に
折角、背面に特徴のあるiPhone Xを購入したので、それを普段から見ることのできるケースを選択しました。
背面にも強化ガラスを貼ってしまった関係上、余程のことがない限り次に携帯を変えるまではこのスタイルで使用していくことになりそうです。