iPhone12Proに機種変をして半年以上が経過した2021年5月某日、以前使っていたiPhoneXをとあることに利用しようと思い久々に充電をしました。
電源がつくところまでは問題なく、考えていた使用方法のためにはiOSを最新のものにする必要があったのでソフトウェアアップデートをかけました。
すると思っていたよりも時間がかかり、尚且つアップデート後にiPhoneXに異常があることに気が付きました。
起こってしまった異常
今回iPhoneXに起こってしまったのはバッテリーの膨張による画面浮きです。
アップデート中は放置していたのでどのタイミングから膨張が始まっていたのかはわかりませんが、少なくとも充電が終わってアップデートをかける前までは異常はありませんでした。
画面浮きにも気付くのに少し時間がかかり、最初はちょっと違和感がある程度で久しぶりにiPhoneXの画面を見たせいだと思っていました。
すぐに気づかなかった理由
iPhoneXにはギルドデザインのバンパーが装着されています。
そのため画面が浮いていても横から見てもバンパーによって浮いていることが確認できませんでした。
違和感がすごいのでバンパーを外してみると思いっきり画面が浮いてしまっていました。
実にこのバンパーは3年以上つけていたので、初装着時から初めての取り外しとなりました。
そこで画面浮きよりも先にビックリしたのはバンパー裏の汚れです。
かなり密着はしていましたが、側面が局面状になっていたこともあり細かい埃のようなものが間に入り込んでしまっていました。
正直に言えば、画面が浮いたかどうかよりこちらの方がショックでした。
症状を確認
中心が盛り上がるとかそう言うレベルではなく、左側のディスプレイが完全に枠から外れて浮いてしまっていました。
現状では問題なく機能しているように見えますが、やはりこうなってしまっては危険なのですぐに電源を切りました。
もっと早くに気がつけたかもしれない
結局もう取り返しのつかない状態になってしまいましたが、バッテリーが膨張するのをもっと早くに気がつくことができるタイミングがありました。
それはアップデートのダウンロード中です。
実はこの時既に違和感はありました。
当たり前ですが自分のiPhoneは全て日本語でアクティベートしています。
つまりシステムのメッセージ等も全て日本語のはずです。
しかし、今回iPhoneXのソフトウェアアップデートを選択したところ全て英文でアップデートの内容が記載されていました。
細かいところまでは読みませんでしたが、先日配信されたiOS14.6であることは確認できたのでそのままアップデートを始めてしまいました。
この英文のアップデートがおかしいところに気づけた1つ目のポイントです。
そして2つ目のポイントとしてはアップデートにかかった時間です。
1時間以上かかってアップデートされました。
iOSのメジャーアップデートならまだしも、このiPhoneXには昨年配信されたiOS14が入っているので13から14などの整数部分のアップデートに比べたら早く終わるはずでした。
しかし、実際には1時間を超える時間を要してしまいこれもバッテリーに対して大きな負荷を与えていたのかもしれません。
本当はどうするべきだったのか
これは確証があるわけではなく自分なりの考えなのですが、久々に電源を入れていきなりアップデートしようとしたのが良くなかったのではないかと思います。
久しぶりに起こされて突然大量の仕事を処理させられたらオーバーヒートしてしまうのは必然だったかもしれません。
これで今回のタイトルに行くつくわけですが、車やエアコンなどは使わなくても定期的に動かさないとダメだと言われています。
それは電子機器においても同じで、これまで通電していなかった基盤に対して電気が流れて色々な処理がはじまっていきます。
その目覚めの処理も終わっていないうちに次から次へと負荷を増やしたら壊れてしまうのは日を見るより明らかでした。
どうすれば防げたのかと言えば、電源を入れてから数時間はそのまま放置して内部が通常運転になるのを待つべきだったと思います。
最後に
これまでiPhoneは4s、5s、6s、X、12Proと使用してきています。
つい先日までは現役の12Pro以外もかなり綺麗な状態で壊れているところなどもなく、良いコレクションだと思っていました。
しかし、Xがこのようなことになってしまい、初めてiPhoneを壊してしまいました。
割とショックです。
これはiPhoneだけでなくiPadでも起こりうることなのですが、幸いなことに現状所持しているiPadは全て稼働状態にあるため、久しぶりに電源を入れて壊してしまうと言うことはありません。
Apple製品だけでなく、精密機械はどれも見えないところで処理が発生しているので、起動後すぐに色々なことをさせるのではなく少し間を持ってあげることが重要だと再認識しました。