毎日の日課で、朝最初に各デバイスのApp Storeを開いて、使用しているアプリのアップデートがないかどうかを確認しています。
そのApp Storeのメインのタブ「Today」には毎日違うアプリが特集されています。
そんな「今日のゲーム」がこちらです。
驚きました。
まさかクロノ・トリガーがピックアップされるとは思っていませんでした。
特集ページを開いてみると、クロノ・トリガーがアップグレード版になった事が紹介されています。
右下に「開く」があることからわかりますが、このクロノ・トリガー既にこのiPad Proに入っています。
クロノ・トリガーはおそらく、今で言うところのiPad mini2を使っていた時に購入したものです。
貧乏性というかなんというか、全然プレイしないアプリも入れっぱなしにしてあります。
今回のアップデートで、現在のデバイスに最適化されたのでまた遊びたくなりました。
最適化されたところ
画面サイズ
以前は画面端に黒帯の入るかなり古いタイプの画面サイズが採用されていました。
しかし、今回のアップデートでフルサイズになりました。
これだけでもかなりパワーアップした感があります。
グラフィック向上
これは自分で見ないとわからない部分かもしれませんが、以前はかなり粗めのドット表現でしたが、アップデートに伴いかなり綺麗にブラッシュアップされています。
ゲームパッド対応
この手のアプリはバーチャルスティックによって操作するものが王道です。
今回のアップデートである程度改善されましたが、以前のクロノ・トリガーの操作性は非常に悪かったです。
操作性が悪いと使いたくなるのが、幼少の頃から使い慣れたコントローラーです
しかし、このアプリはFF1などと同じくスマホが流通しだした頃のアプリなので、外付けツールでの操作が不可能でした。
(FFは4以降のアプリはパッド操作可能です)
しかし今回のアップデートで、遂にクロノ・トリガーもゲームパッドに対応です。
クロノ・トリガーはシンボルエンカウントの上、マップも少し入り組んでいたりするので、パッド操作によって細かい調整ができるようになるのはゲーム性が向上して非常にいい事だと思います。
レビュー欄にも「山を抜けられない」と操作が残念な方からの苦情が書いてあったりしたので、それらが改善されます。
UI変更
メニュー画面も大きく変更されています。
記憶では以前はアイコンが並んでいるだけで、ある程度プレイヤー側でアイコンの内容を理解しないといけなかったと思います。
少なくともメニューが縦には並んでいなかったと記憶してます。
パッド操作可能になった事で、こちらの方が使いやすいものだと判断されたのかもしれません。
戦闘UIも変更されています。
以前は上部または下部に横に並んでのステータス表記だったと記憶してますが、左下にまとめて表示です。
コンシューマ版のソフトもそうでしたが、このステータスの位置は変更する事が可能です。
パッドでは「X」(PS配置の□)を押す事で左右が入れ替わります。
各キャラクターの下にHPとATBが表示されているのも以前とは変わっていると記憶しています。
まとめ
以前は操作性に難のある古いタイプのアプリでしたが、今回のアップデートで元のコンシューマ版に近い操作性になりました。
個人的には人生で初めての周回制マルチエンディングのゲームだったこともあり、思い出深いゲームのひとつです。
これまでレビュー等で操作性が悪いというのを見て購入をためらっていた人は、これを機にプレイして欲しいです。
余談
現在の進行度
上記のスクショから分かる通りクロノがいないので現在のシナリオは「時の卵」です。
かなり後半まで進んできていますが、この後行く事になる「死の山」がちょっとしたアクションゲームなので、以前のバーチャルパッドでは上手く進む事ができず諦めてしまっていました。
今回のゲームパッド対応を機に冒険を再開してもいいかもしれません。
この状態でもエンディングに進むことも可能ですが、この状態だと「強くてニューゲーム」が出現しないので、ちゃんとクロノを蘇生して最終決戦に臨みたいです。
アップデートの経緯
ちょっと調べてみると、今回のアップデートはアプリ版のブラッシュアップのためだけでなく、steamでPC版の配信が開始されたことに関係しているようです。
日本ではまだまだ「ゲーム=ゲーム機でやるもの」という認識が強いのでsteamって何だろうっていう感じですが、クロノ・トリガーのような名作が配信されて実機でプレイしていない人の目に触れる機会が増えるのは良いことだと思います。