パッチ4.3で実装されたリターントゥイヴァリース第2弾のアライアンスレイドダンジョンです。
既に各所で攻略記事が出ていると思いますが、今回は自分の備忘録のためにも各ギミックを書いていきます。
暗闇の雲 ファムフリート
FF12ではこのリドルアナの最上階にいたボスです。
元々このリドルアナ自体がFF3のクリスタルタワーのオマージュらしいので、二つ名が「暗闇の雲」になっているらしいです。
ラバナスタのハシュマリム程ではないですが、それなりに初見殺しです。
大海嘯
タイムラインとは異なりますが、一番危険なものから書いていきます。
名前だけ見ると、リヴァイアサンでも出てきた感じがしますが別物です。
これによってパーティが壊滅する可能性が高いです。
最初に詠唱するものは単純なノックバック攻撃ですが、以降数回にわたり東西南北のいずれかに対して、90度のノックバック+連続ヒット攻撃です。
これは範囲の予兆がなく、一度当たるとノックバックで抜け出せなくなるので、DPSのようにHPが低いとほぼ助かりません。
回避方法は発動前に移動すること。
最初の詠唱後ファムフリートが水瓶を頭上で回転させます。
そして止まった位置で水瓶の口から水を集めるようなエフェクトが出ます。
そのエフェクトの出ている方向に対して大海嘯を放ってくるので、エフェクトとは逆方向に移動することで回避することができます。
これを数回続けてくるので、カメラを引いてしっかりと水瓶の向きを確認します。
闇の砲撃
対象者に逆三角形の赤いマーカーが付きます。
対象者同士で重なることで回避することができます。
重ならずに1人でいると打ち上げ+ダメージです。
暗闇の水瓶
逆さの水瓶が3つほど出現して移動しながら放水します。
水にはダメージがあるので避けながらファムフリート本体を攻撃します。
暗闇の淀み
スライムタイプの雑魚が3対出現します。
放っておくと「爆散」全体にダメージなので、しっかりと処理していきます。
これは個人的な体感ですが、雑魚が沸いてもそれに攻撃に行かない人が増えているように感じています。
「雑魚が沸いたら処理に行く」という FF14の伝統行事が廃れつつあります。
これはパッチ後半になると「雑魚を無視して本体を削り切った方が速い」というのが蔓延する弊害だと感じています。
この爆散で壊滅することは滅多にないと思いますが、しっかり雑魚処理には参加して欲しいです。
魔神ベリアス
FF12では最初に手にする神獣なので、FF12をプレイした人であれば馴染み深い相手だと思います。
見た目通りファイア系の火属性の攻撃が多いです。
また「時」をキーワードにした攻撃が多いです。
エラプション
イフリートでお馴染みの円形範囲攻撃。
対象に対して3回連続で来るので、対象者は人のいない方に逃げるといいです。
タイムエラプション
ベリアスと戦うフィールドは3×3の9マスに区切られていて、タムエラプションはこのマス目を利用した攻撃です。
各マスに時計が現れて、針が回転しています。
回転が速いものと遅いものがあるので、回転が遅いマスに入ります。
回転が速いマスが先に爆発し、そのあと遅いマスが爆発するので、遅いマスで回避したら今度は速い針があったマスに移動して回避します。
クリムゾン・サイクロン
ベリアスが飛び上がり2体で突進してきます。
最初は出現位置で向いている方向にあるマーカーまで、その後マーカーの矢印の方向に向きを変えてフィールドの端まで突進します。
四隅にマーカーが出る場合は中央が安置となります。
異界の時計
イフリートの楔と同じような柱が出現し対象者と線で繋がります。
少し時間が経つと線上に時計が出現します。
この時計が出ている線に触れると動けなくなります。
一番いいのは、対象者は柱に近づき線を短くしておくことです。
これ自体はダメージを受けるようなギミックではないので、慌てずに対処すれば大丈夫なはずです。
他の攻撃と一緒に来ることが多いので、対象者が暴走すると動けないPCが増えて大惨事になります。
雑魚召喚
3体の魔人兵を召喚してDPSチェックです。
これまでの例に漏れずベリアスのゲージが溜まりきったらゲームオーバーです。
しかし、極蛮神ではないのでそこまで厳しくないです。
ちなみに魔人兵はイフリートエギに似ています。
雑魚処理をするとベリアスが「地獄の火炎」を使って全体攻撃してきます。
ここまでくると、イフリートの皮変え蛮神というのを否定できなくなります。
タイムボム
中央のマスの四隅に針のついたマーカーが出ます。
この針は上にPCが乗るたびに時計回りに90度回転します。
マーカーの上から火球が降りてきているので、着弾時に針の向いている方向のマスに対して範囲攻撃です。
基本的には外側を向くように針の位置を変更します。
これ単体ならさほど難しくないですが、これまでのギミックと複合で出て来るので、それぞれしっかりと対処したいです。
特に異界の時計とセットで来ると混乱して走り回る人が多いので、落ち着いて状況を確認すれば大丈夫なはずです。
タイムボム限りませんが、異界の時計の対象者が冷静かどうかがベリアスの難易度を多行く左右します。
労働七号
脳トレギミックを持つ超危険なバグったロボット(黒本談)
ここまでの2対のボスが(もちろんFFTにも出てますが) FF12系統だったので、ここですごいFFT感が出てきました。
突貫する
頭割り攻撃です。
これだけ見ると普通の頭割りなのですが、他の攻撃と同時に来て集まれない人が多く対象者としっかりと集まった数人が倒れることが多々あります。
粉砕する
ボス中心の円形攻撃です。
被弾すると与ダメージ低下のデバフがつくらいしいです。
これはなかなか当たらないと思います。
圧縮する
直線状の範囲攻撃です。
上から透明なブロックのようなものを落とす攻撃です。
放熱する
同じ名前で2種類の攻撃があります。
円形攻撃
対象者にマーカーをつけて円形範囲攻撃です。
対象者はあまり動かずに他の対象者と範囲が被らないようにすれば大丈夫です。
突進
労働七号が飛び上がり北側から突進して来ます。
この突進と同時に上記の円形攻撃と、後述の高速回転の歯車を出現させます。
高速回転
放熱する時に出現した歯車の下に円形範囲攻撃。
当たるとダメージ+麻痺です。
これには基本的に当たることはないと思います。
落下する
上記の放熱するの突進後に使って来ます。
中央に労働七号が落下して来ます。
この時距離減衰の全体ダメージです。
突進を避けるために東西どちらかに移動しているはずなので、そこから南北のどちらかに移動すれば大きく軽減できます。
処理する
これが一番壊滅するところだと思います。
落下するの後、前方扇型範囲で連続攻撃です。
攻撃するごとに90度上半身を回転させてくるので、同じ方向に移動しながら回避します。
もし、当たってしまったら追うのではなく逆方向に移動するか、その場から動かないで1周遅れになるようにした方がいいです。
無理に追って行くと連続して食らうことになります。
算術チップ
脳トレ要素です。
使われるとPCのHPが1桁になります。
算術チップ発動時に生きているPCには減算のデバフが付きます。
労働七号から指示が出るので、その指示通りのHPになるように1〜4の範囲に入りHPを足し算します。
指示は「〜の倍数」「素数」などがあります。
範囲から出るとHPは元の1桁の数字に戻るので、足した数字から計算ではなくどこにも入っていない状態から計算です。
近接は仕方ないですが、遠隔ジョブはこの間もしっかりと攻撃したいです。
また、算術チップ発動後に蘇生した場合は減算のデバフがつかないので、ギミックに参加する必要がなくなります。
2回のギミック後HPが元に戻るのでヒーラーは素早く回復します。
回復が遅かったり、ギミックをミスして被ダメージ上昇のデバフを食らっていると、「焼却する」で壊滅します。
タルタロスチップ
発動後パーティ毎に別空間に飛ばされ、そこで労働七号・改と戦います。
倒すと元のフィールドに戻ってくることができ、制限内に倒せなかったらそのパーティは全滅します。
冷却する
後半の方で使ってくる技で、労働七号中心の円形範囲ノックバック攻撃です。
威力も低くノックバック自体も大きくないので、食らっても大丈夫です。
鬼龍ヤズマット
FF12でもリドルアナにいたFF12最強のリスキーモブです。
原作のFF12では6時間近くかけて倒すことができると当時話題になりましたが、今は研究の結果1時間を切ったタイムアタックがあるらしいです。
ここまでのボスはどれも見たことのあるデザインでしたが、このヤズマットは形が知っているものと違っています。
これは雨宮慶太さんがデザインしたボスです。
リドルアナの最期のボスだけあって攻撃が多彩です。
ひっかき
名前だけ見ると大したことなさそうですが、2種類のひっかきがあります。
予兆なし
前半から使ってくるMTへの円形範囲攻撃です。
予兆あり
後半から使ってきます。
フィールドに矢印のマーカーが出て、その方向にヤズマットが移動しながら攻撃して来ます。
ヤズマットの周りに右または左回転の矢印が出て、その方向に向きを変えて再度移動をして来ます。
この移動攻撃の直後に他の攻撃が来るので、よく見ておきたいです。
ガストフロント
3人を対象にした円形範囲攻撃を3回ほど行います。
アライアンスレイドでは度々登場する黒に波紋が出たような範囲です。
対象者を追うので、対象者は人の少ない方に移動するの推奨です。
ペトロブレス
「石になっちまいな」のセリフとともに頭を上げて向きを変えます。
その方向に扇型の石化攻撃です。
ひっかきの移動終了後に詠唱する可能性があります。
ホワイトブレス
「エスナが欲しいか言ってみろ」のセリフと共にヤズマット中心にドーナツ範囲が出ます。
足下まで行き回避します。
回避できないとスロウ+ダメージです。
当たったことがないので確認してませんが、セリフ通りならスロウはエスナで回復できます。
ペトロブレスと同じく、ひっかきの移動終了後に詠唱します。
ダストストーム
全体攻撃です。
後述のギミックのための攻撃とも言えます。
磁場崩壊
フィールドを半分に区切り、半分は+、もう半分は−と表示されます。
同時に各PCにも+ーのどちらかのデバフが付きます。
アレキ起動編辺りから出始めた磁力系のギミックです。
自分のデバフとは逆のマークのフィールドに入ります。
同じマーク同士だと反発し合うので、ダストストームで打ち上げが発生します。
また、磁場崩壊時にはヤズマットの行なう全ての攻撃が来る可能性があります。
サイクロン
強制的に移動させされる+ダメージで、磁場崩壊のギミックをミスしていると即死です。
必殺
頭割り攻撃です。
セリフは「国王陛下に代わっておしおきだ」
召喚
ウィンドエレメンタルみたいな雑魚が3体出現します。
対象に対して直線範囲攻撃をして来ます。
攻撃まで時間があるので、対象者は外側に向けるようにするといいです。
ファムフリートの時のスライムと同じく最終的に爆散するので、その前に処理します。
アルケオデーモン
前半と後半をわけるギミックです。
3体のデーモンが沸くので各パーティで処理します。
デーモン同士が近いと線で繋がりバフが付くのでしっかり引っ張ります。
そこまで強くない上、処理できてしまうので雑になっていますが、B
南、Aが西、Cが東のデーモンを処理する係です。
デーモンを倒しきると、ヤズマットの心核が出現するので破壊します。
もしゲージが溜まってしまうと全体攻撃で全滅します。
召喚とデーモンは1回ずつしか来ませんが、他は全編を通して使って来ます。
攻撃それぞれを単体でなく組み合わせて使って来るので、しっかり対処していきます。
まとめ
個人的な感想としてリドルアナはラバナスタよりは簡単なイメージです。
算術を理解できずに慌てふためく人が多かったですが、ヒーラーがしっかりしているとなんと買ってしまう感じがします。
そして、全体として感じているのは、なんらかの対象になった人はもっと落ち着いて行動して欲しいです。
特にベリアスの「異界の時計」や労働七号の「放熱する」の対象者は無駄に移動しない方がパーティ全体が安全だと気付いて欲しいです。
対象でない人は自分が安全だと思う方向に動くので、その方向に対象者が来ると非対象者も混乱して危ないです。
完全にリサーチ不足でしたが、リドルアナさえ行けば虚構装備を強化できると思っていましたが、ラバナスタ古銭も必要だということに気づき、2つのレイドを周回するハメになりました。