趣味的レベリング

【FF3ピクセルリマスター】悠久の風と共に【クリア後感想】

【FF2ピクセルリマスター】「のばら」の誓いのもとに【クリア後感想】
FF2ピクセルリマスターをクリアしました。FF2はこれまでクリアしたことのなかったタイトルなので初見のゲームとしても楽しむことができました。

FF1・2とやってきて満を辞してFF3にピクセルリマスターです。

FFシリーズ全体でもかなり人気の3のリマスターはどのようになっているのか始める前からワクワクしていました。

スポンサーリンク

プレイしたことのあるFF3

自分がプレイしたことのあるFF3はDS版とiOS版です。

FF3はリメイクが出ないことでも有名で、DS版が出るまでFC版しかないような状態でした。

DS版はグラフィックもシステムも大きく変化したものだったのでFC版ベースのピクセルリマスターはリメイク版とどう違っているのかもプレイしていく中での大きなポイントとなっています。

実際にプレイして

FC版ベースなので少し難しいといいうのは覚悟していました。

しかし、FC時代の難易度を考えればそんなに難しくはなかったです。

ただこれまでにクリアしてきたFF1・2のピクセルリマスターと比較すると難しく感じました。

変更点

FF1・2と同じくダッシュや斜め移動、オートバトルが追加されたのに加えて明らかに変更されていた点がありました。

まず大きいものはジョブチェンジのシステムです。

ジョブチェンジ

FC版ではジョブチェンジの際にCPというものが必要でした。

ピクセルリマスターではジョブチェンジには何も必要なく好きに変更することができるようになっています。

DS版もジョブチェンジ自体には制約はなく移行期間というものがあり、ジョブチェンジ後しばらく戦闘をしないと本来のステータスにならないというものがありましたがそれもありません。

わかりやすく表現するとジョブチェンジに対してはFF5と同じ状態になりました。

ゲーム難易度

上にも書いたようにFF3はFF1・2と比較すると難しめだと感じました。

シリーズ全体の評価としてはFF2が難しいという感じですがピクセルリマスターはかなり調整してくれているようで自分はFF3の方が苦戦しました。

苦戦した理由は簡単でサクサク進んでしまったことにあります。

普通に考えるとサクサク進めることは非常に良いことなのですが、このサクサク進めるというのはエンカウント率が引き下げられていて敵にあまり会わずに先に進めるということです。

大体新しい所に行くと一撃でHPが真っ赤もしくは0にされてしまうくらい攻撃が痛い感じでした。

FF2以上にサガシリーズよろしくやられる前にやれという戦闘を続けていました。

その結果物語の後半のインビジブル入手のタイミングでレベルが27くらいでした。

次の分裂する敵がたくさん出てくるところは先に進めなくなってしまったので、ちょっとレベル上げをしました。

意図的にレベル上げをしたのはピクセルリマスターでは初めてでした。

中断セーブがあるおかげでどこでもセーブできるのと同じなので、クリスタルタワーも安心して進んでいくことができたので、オリジナル版からするとかなり簡単に調整してくれているのだと思います。

また、レベリングが途中で必要になりましたが、これはジョブの熟練度を上げるための期間でもあったのでゲームのシステム的にはどこかで必要になるものでした。

そのためレベリングが必要になるというのはゲームを楽しませる上では必要なファクターであったと思います。

クリアしての感想

iOS版以来のFF3のクリアの率直な感想は「こんなに短かったっけ?」です。

FF3はジョブの熟練度がある関係でレベル上げの時間がそれなりに取られるイメージでした。

しかし難易度調整のおかげで先に書いたように非常にサクサク進めるものになっていました。

クリアにかかった時間は10時間程度でFF2よりも早くクリアできました。

やはりプレステ以前のFFは、システムの奇数、物語の偶数と言われていたように主人公たちに人格を持たせたFF2に対して、ジョブチェンジというシステム部分を作り出した分だけテキスト量が少なかったのかもしれません。

また、今回は初見ではないということもありジョブ選択などもほぼ最初から決めていた部分がありました。

初見の時は色々なジョブを試してジョブの移行期間もあってかなり時間がかかっていたのだと思います。

このジョブチェンジのストレスがなくなったこともあり、FF3ピクセルリマスターはかなり遊びやすくなっています。

ここまでFF1・2・3と連続して遊んだことで、ファミコンのFFの進化の過程がよくわかりました。

ファミコンリアルタイムの人たちがFF3を最高傑作に挙げている理由もなんとなくわかりました。

ジョブチェンジによるプレイスタイルの自由度に加えて、レベル以外のやり込み要素としてジョブの熟練度も追加されました。

FF2の方がキャラクターの育成部分のやり込みは多いのかもしれませんが、好きなジョブを極めるという部分を考えるとFF3がキャラクター育成の完成系のひとつなのかもしれません。

ちょっと残念な部分

これまでに書いてきた記事に準えて同じ見出しにしていますが、実はこのFF3ピクセルリマスターには不満な点はありません。

DSリメイクであった不満点はピクセルリマスターではなくなっていました。

DS版の不満点

DS版の不満点は大きく2点ありました。

ジョブ移行期間

ここまでに何回か書いているようにDSリメイク版にはジョブ移行期間というものがありました。

これによりジョブを色々試すためには移行期間を終える必要がありプレイ時間が長くなってしまっていました。

それに対してピクセルリマスターはオリジナル版にあったCPもなく自由にジョブチェンジできるので、ストレスフリーになっていました。

モーションが長い

3Dモデリングになっている関係で通常攻撃のモーションが長くなっていました。

二刀流をすると右で攻撃、左で攻撃の後にトドメの両手攻撃みたいなモーションになっていて、最初のうちは楽しいですがヒット数が上がってくると時間がかかってきます。

この部分は2Dグラフィックに戻った上にオート戦闘の倍速でかなり快適になりました。

最後に

現状プレイできるFF3はこのピクセルリマスターとDSリメイク版の2種類があります。

どちらがオススメかと言えば断然ピクセルリマスターです。

元々あった制約ほとんどなくなりかなり遊びやすくなっていました。

これでピクセルリマスターは一旦打ち止めです。

4・5・6も年内に配信されると言われているのでプレイできるようになるのを楽しみにしています。

可能であればFF14の拡張が出るよりも前に出してくれるのを期待しています。

↓FF4クリアしました

【FF4ピクセルリマスター】月とクリスタルの物語【クリア後感想】
FF4ピクセルリマスターをクリアしました。これまで手に入れやすかったDS版の移植のスマホ版からするとかなり遊びやすくなっていました。既に配信されていたFF1~3と比較するとスーパーファミコン向けのソフトになっている進化もよくわかりました。
モバイルバージョンを終了