2021/06/02深夜に龍が如く0誓いの場所をクリアしました。
短期間に集中してプレイしたのではなく、今回は自分の中でも珍しくプレイ開始からクリアまで1年以上かかりました。
自分と龍が如くシリーズとの関係
関係も何もこれが初めての龍が如くでした。
PS2時代からシリーズが展開されていることは知っていましたが、ゲームの題材などからコンシューマフルプライスで買う気が起きなかったのが当時の感想です。
そこから歳も取り動画配信サイトなどでプレイ動画を見たりもして興味が湧いてきました。
しかしそれでもPS4で買う気にはなれないでいました。
そんな日々が続いてやってきた2020年の春。
Steamのスプリングセールに合わせてセガもセールをやっていました。
今となってはPS4の方がサクサクいけたかもしれませんが、その時はSteamで購入してプレイを始めました。
プレイしての感想
スタートからクリアまでの期間は結構かかってしまいましたが、かなり楽しめました。
プレイ時間は60時間ちょっとで、初めての龍が如くなので難易度はイージーにしました。
シリーズの中でも出来が良いと評判は嘘ではないようです。
ただ、シリーズ初プレイの身からするとやはり良い点、悪い点色々と思うところがあります。
良い点
①物語は重厚なドラマである。
こういったゲームで重要なのはやはりメインとなる物語です。
この作品はシリーズ全ての最初の時間軸に位置しているだけあり割と丁寧に説明をしてくれているように感じました。
②爽快感があるバトル
難易度をイージーにしているためちょっと敵が弱すぎると感じる時もありましたが、このくらいの方がガンガン進めて楽しいです。
また、スタイルのシステムと2人の主人公というのが戦闘の飽きを遠ざけている感じがします。
しかしそれ故の点もあるのでそれは後述します。
③物語を進めるだけならどんどん進める
マーカーが出ているところに行けばすぐに進むので、稼ぎを考えなければ驚くほど早く次の章に進むことができます。
悪い点
①基本逃げ隠れしている
物語全体としては良いドラマに仕上がっていると思っていますが、2人の主人公はどちらも常に追われているような感じです。
特に桐生編では敵に見つかる=死くらいの感じで物語が進んでいる割にシノギの関係上真島編よりも街を彷徨いていたのでちょっと物語とそれ以外の部分で乖離が大きいと思いました。
②一部バトルが難しい
単純に自分がアクション上手くないというのもありますが、一部のバトルにおいてハメられてしまい行動できなくなる場面がありました。
また、修行の中でラッシュスタイルのものが避け続けるだけのもので、相手の攻撃に時間がかかる上に一発アウトなこともありただただ時間を取られているだけのようでした。
③シノギに時間がかなり取られる
このゲームのプレイヤーキャラの成長方法は各スタイルの強化になります。
その強化は所持金を消費して行うものとなります。
最初は面白いシステムだと思いましたが、後半になると1つ強化するのに億単位で必要になってきます。
そのため金を貯める時間がどうしても必要になってきます。
プレイ時間は60時間と書きましたが、この内30時間くらいは金策だったのではないかと思います。
その金策で登場するのがシノギです。
桐生は不動産運用による店舗利益、真島はキャバクラ経営による売り上げがそれぞれ入ってきます。
特に時間がかかったのが桐生です。
より大きな利益を生むために店舗の買収をしたりするにも大金が必要になり、更に各店舗を強化するのにも大金が必要であったりと自分自身の強化に回すことのできる金額が全然捻出できませんでした。
また、バトルでもらえる金額は後半ではもう雀の涙程度なので、雑魚戦の実入りがほぼ0となってしまいただただ面倒なものになってしまっていました。
総合すると
最終的な評価としてはメインの物語が面白かったので良いゲームであったというイメージが落とし所です。
シノギに時間がかかってしまったのも単純にレベル上げ以外にそれぞれのシノギをクリアまで進めたことが原因であり、ある意味ゲームをしっかりと楽しんだ結果です。
ただやはりシノギの稼ぎがかなり大きいこともあって、道中のバトルがただのおじゃまキャラになってしまっていて得られるものがない状態なのはシステム上微妙です。
最後に
龍が如くシリーズはこれ以外にも、時系列的にここから続いている1と2のリメイクにあたる極と極2もセールで買ってあります。
0を買った時はまだ0と極しかストア上になかったのですが、現在スチームでは7までの全ての龍が如くシリーズが配信さてているので、シリーズを全制覇することも可能な状態です。
しかし、今回の0を考えると1つクリアするのに1年かけているので、全部クリアするのにあと6年はかかってしまいます。
0をクリアすることもできたので、極からはもう少しだけ時間を取ってサクサクと進めていけるようにします。