アジトオブスクラップ下北沢ナゾビルにて開催されている、リアルタイムループゲーム第2弾です。
参加したのは7月なので随分間が空いてしまいましたが、感想等々今更書いていきます。
アイドルは100万回死ぬ2
あなたが閉じ込められたのは不思議な部屋。
隣の部屋を見ると、以前命を救ったアイドルがそこにいる。
不安がよぎるあなた。その不安は的中する。
なんと、またもアイドルが殺されてしまったのだ!
そして突然時間がさかのぼり、アイドルが死ぬ前に戻される。なぜまたしても彼女は殺されたのか
なぜ時間ループに巻き込まれるのかその謎を紐解くには、彼女を救うしかない。
あなたは時間ループの中で死の運命に立ち向かう。
ストーリーにも書かれているように、この公演はリアルタイムループゲームの第1弾の『アイドルは100万回死ぬ』の直接の続編になっています。
自分は残念ながら第1弾に参加しそびれてしまったので、いきなり『2』からのスタートです。
結果
まずは結果です。
今回のアイドルは100万回死ぬ2……
脱出成功です!!
ツイッター等で書かれている方が結構いるので大丈夫だと思うので、書いてしまうとラストの10ループ目でクリアとなりました。
リアルタイムループゲームはこれと前作しか存在しないので、リアルタイムループゲームの成功率は現在100%となります。
公演開始日が3月末で、スクチケを見ると1ヶ月におよそ90強のチームが参加することになっているので、自分が参加した日までに270前後のチーム前後が参加したことになります。
記憶が曖昧なので忘れてしまいましたが、もしかしたらこのこのボードに書かれているチーム数は成功数ではなく、参加数の可能性があります。
そもそも「リアルループゲーム」って何?
参加形態としては「リアル脱出ゲーム」でいうところのアジト型(10人で参加するやつ)です。
やっていることはほぼほぼリアル脱出ゲームと同じですが、違いがあります。
それは「タイムループ」です。
タイムループ
このゲームにおいてアイドルが死亡すると状況がリセットされます。
このリセットは状況を全てゲーム開始前の状態にするものです。
そしてまた同じ動きが始まります。
フラグを折れ
アイドルが死んでしまうと最初に戻されてしまうので、なんとかして死亡フラグを折っていきます。
これがこのゲームの進め方です。
しかし、1つ目の死亡フラグを折っても次の死亡フラグが立ちます。
これら全てのフラグを折り、アイドルの安全を確保することが最終的な目標になります。
時間制限はない
時間制限はないですが、ループの制限があります。
それは10回の巻き戻りです。
これはゲーム最初に言われるものです。
10回以内にクリアしなければゲームオーバーです。
また、時間制限はないですがアイドルが死ぬまでのタイムテーブルは決まっているので、フラグを折らないとすぐに10ループしてしまってゲームオーバーになります。
仰々しく書きましたが、繰り返されるタイムテーブルを把握してそれを全てこなしていくとゴールです。
謎の難易度
正直に言って謎はないです。
謎というよりも死亡フラグの原因と対処法を考える事がゲームの肝です。
謎解きというよりは連想ゲームに近いです。
従って10人だからといってアジト型のように、家捜しをしまくって小謎を探して解くみたいなものはないです。
隠されているアイテムもありますが、それは全て最初に少し探索すれば見つかると思います。
演出
演出面に関しては素晴らしいです。
アイドルの人も相当な練習をしてこられているのだと思います。
ループの関係上すぐに現状復帰出来るような作りなので、物凄い仕掛けがあるわけではないのですが、あの一室であれだけのことが起こるというのはすごいです。
ちょっと悩ましいところ
この公演は10人1チームで参加するものですが、10人もいると何もしない人が出てきてしまいます。
これは、サボっているとか、わからないであたふたしているとかではなく、やることに対して人数が飽和しているということです。
最初のループこそ慌ただしいですが、以降はフラグを折る行動までは同じことの繰り返しになってきます。
ループの現状復帰の間が実質的な相談タイムですが、これもやはり10人の意見を聞いているほどの時間がなく、情報を全員に共有することすらできないくらいの時間です。
従って情報が全員に回らないので、わかっている人のみで事が運んでいってしまいました。
実際の参加回でも、全体の舵取りをしていたリーダーさんのグループがほとんどのことをやってしまい、意見も言えていない人がいました。
ループ時に待機させられる場所があるのですが、10人も大人がいると結構狭いです。
通常のホール型と同じように6人1チームだとちょうどいい感じになるのではないかと思います。
解説書
先に書いたように、状況が掴めないまま終わってしまう人もいると思います。
それをわかっていてかどうかわかりませんが、この公演は全て終わった後に解説のパンフレットが配られます。
これには攻略チャートが載っていて、全ての死亡フラグが記載されていました。
これを見ると自分たちはスキップしてしまったフラグがある事がわかります。
このようにな解説書があるのは非常にありがたいです。
後で公演を思い出す時にも役立ちますし、自分たちが取らなかった行動にもリアクションが用意されていたりと面白いです。
まとめ
全体としては綺麗にまとまっているいい公演でした。
個人的には解説書が配られる公演は全体的に評価高めです。
理由としては、解説書を作るくらい丁寧に作られているからです。
また、10人いると飽和状態なので、平日の昼間のように10枚全て売れていないような時間をチョイスして参加すると、それなりの忙しさを体験できるよ思います。
リアルタイムループゲーム第1弾である「アイドルは100万回死ぬ」の参加者の人曰く、前回を知っているとニヤリとする部分、そして前作を知っているからこそ陥るミスリードがあるそうです。
それを聞くと第1弾に参加していなかったことが非常に悔やまれます。
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