今年のZeppツアーの東京公演に参加してきました。
やはりZeppはZeppたるだけの素晴らしい内容でした。
巨人潜む巨大樹の森からの脱出
あなたは人類の希望である調査兵団の一員。
ある作戦の最中、巨人の集団に遭遇し部隊は壊滅状態に陥った。逃げ延びた先は「巨大樹の森」。
樹々に身を隠すあなたの周りに大きな足跡が響く。
この森にも巨人が潜んでいるようだ。
森は深く、どこに巨人が潜んでいるかも解らない。
しかしここにいては死を待つだけ。
あなたは決死の思いで一歩を踏み出した―――今回のリアル脱出ゲームの舞台は巨人が潜む森。
この残酷な世界では都合の良い物語など存在しない。
何かを変えるためには、大事なものを捨てなくてはならない。
あなたにその覚悟があるだろうか?
ストーリー上の特記事項
本公演の内容は『進撃の巨人』本編のエピソードである「エレン奪還作戦」のサイドストーリー的位置付けになっているようです。
その該当箇所の話を読んでから参加すると状況がより掴めたかもしれません。
また、下北沢などで公演している『巨人に包囲された古城からの脱出』よりも後の時系列に位置するストーリーのようでもあります。
オープニングで古城に関する話をされます。
古城に参加したのは一昨年の夏だったので記憶が曖昧ですが、「後方支援班」は原作にはない班で、リアル脱出ゲームにするにあたってオリジナルで作られたものだと言っていた気がします。
今回の公演の初めにその説明がなかったので、原作ファンで来た人は謎の班に放り込まれたことになります。
いつもの招待状に書かれている内容に「後方支援班の一員であなたも」と書かれているので、そういう設定なのだと鵜呑みにすることもできます。
このように『巨人潜む巨大樹の森からの脱出』は、本編の「エレン奪還作戦」の裏側の話に位置付けされている上、『巨人に包囲された古城からの脱出』を成功した時系列の延長上にある話というかなり特殊なものになっています。
結果
今回は……成功です!!
昨年のZeppツアー『大迷宮バハムートからの脱出』も成功だったので、Zeppは2連勝中で、昨年から行き始めたのでZeppの成功率は100%となっています。
昨年もそうでしたが、今回も確実にコレが最後の答えだというのを確信して解答を出すことができたのでとても良かったです。
参加した回では、43組中15組も脱出成功となりました。
全体としての脱出率がどうなっているのかわかりませんが、参加した3/4の10:30回の脱出率驚異の34.9%となっています。
司会のお姉さんもこの回はとても優秀と言っていたので、他の回ではここまでの脱出率ではないようです。
謎の難易度
これはもしかしたら感覚がマヒしているのかもしれませんが、そこまで難しいとは感じませんでした。
そもそもZeppは難しいという触れ込みをリアル脱出ゲームに参加し始めた当初に聞いていて、過大評価してしまっているのかもしれません。
そこまで難しくないと感じた理由は2つあります。
- 20分近くを残して最後の答えが出てしまった
- 危ない罠にかからずしっかりと回避した
以上の2つが難しくないと感じた要因です。
20分近く残して最後の答えが出てしまった
別に悪いことではないですが、ここまで早く解けると「簡単だったのでは?」と疑ってしまいます。
今回は珍しく知り合いと2人での凸でしたが、お互いに「今回のチームは連携も取れていてよかった」と言い合ったのでチームの総合力が高かったのだと思います。
危ない罠にかからずしっかりと回避した
これは上記のチーム力に関わってきます。
普段だったら、違うとわかっていても偽物の解答に一度辿り着き、そこから色々考察して本当の答えを出すことが多いです。
しかし、今回に関しては偽物の解答に導くトラップを先に見つけて回避していました。
どんな地雷処理班なんだという感じです。
このように素晴らしいチームメイトに恵まれたお陰で、簡単だと錯覚するくらいの難易度でした。
Zeppならではの演出
会場がライブ会場のZepp Tokyoということもあり音響がすごいです。
割と前の方のテーブルでスピーカーの真正面に立っていたこともあって、音が鳴るたびに衝撃が全身を襲いました。
何も持病がないので大丈夫でしたが、心臓が悪い方はZeppツアーの参加は見送った方がいいかもしれません。
オープニングとエンディングのアニメも正面のスクリーンにデカデカと映し出されて、音響と相まって迫力がありました。
こういうアニメ系のコラボのお決まりですが、映像はテレビ放送で使われたものの使い回しです。
しかし、セリフはこのコラボのための新規のものとなっているので、この60分間一緒に戦ってきたことも相まって素晴らしいものだと感じました。
まとめ
今年のZeppは自分の守備範囲外の『進撃の巨人』とのコラボということもあり参加を見送ろうかと考えていましたが、参加して本当に良かったです。
2月に参加した公演で一緒になった人に「すごい良かった」言われ少し興味が出てきて、更には知人に一緒に行かないかと誘われた結果行く事になったので、本当に感謝しています。
昨年のZeppは『FF14』だったこともあり楽しかったと錯覚していましたが、やはりZeppという会場の普段の公演とは違う環境でのリアル脱出ゲームが楽しいものでした。
余談 個人的な成果
最初の封筒から出てくるいつもの小問は「これは〜なのでこれを探してください」とか適当に問題を見てわかった情報を垂れ流しにして気付いたら自分では何も解いてませんでした。
後半の方は、かなり閃き最後のトラップも回避できたのですごく冴えていました。
ただ、わかった瞬間に「わかりました。こうじゃないですか?」と解答を示してしまったので、他の人の考える機会を奪ってしまった気もして反省しています。
知人には「時間制限があるものなので、わかったらすぐに解答を示すべきだ」と言われましたが、中々難しいところです。
自分なりの配慮として、しっかりと説明できない解答はしないようにしているので、説明をして納得してもらうようにはしています。
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