3/7の原宿ヒミツキチオブスクラップを皮切りに全国で開催される団員限定公演。
今回は3/12の17:00回にソロで参加してきました。
団員限定というだけあって普段とは大きく異なる公演になっていました。
また、プレイしていなくても支障はないですが、この物語はTMCで開催されているミステリーメールボックス「カトリーエイルと死者からの手紙」の後の時系列になっていて、自分が何故新人探偵なのかはそちらで補完されています。
カトリーエイルと月夜の怪物
ロンドンにオオカミ男あらわれる!
月夜に現れては民家を襲う、正体不明のオオカミ男。
そのニュースにロンドンの街は大混乱に陥った。そんな中、あなたはレイトン教授の娘カトリーエイル・レイトンが営む
レイトン探偵社に新人探偵として採用され、ロンドンへやってきた。
さっそく、記念すべき最初の依頼人があなたとカトリーの元へ訪れる。
しかし、依頼人から出た一言は衝撃的なものだった。「オオカミ男を…助けて!」
オオカミ男を助ける理由とは。
そしてオオカミ男の正体とは一体…!?今回のリアル脱出ゲームは、
SCRAPファンクラブ「少年探偵SCRAP団」限定公演。
リアル脱出ゲーム史上最多のナゾをあなたは解き明かすことができるだろうか?
結果
まずは結果です。
今回のカトリーエイルと月夜の怪物……
脱出失敗です。
やっぱり自分1人では実力不足という感じです。
ただ、ソロが完全に不利というわけではなく1人でもクリアできるレベルではあると感じました。
平日の中途半端な時間であったこともあり、参加していたのは9チームでした。
そんな9チーム中成功していたのは3チームでした。
ただ、成功者の内2組がリピーターだったようです。
(この公演はチケットの販売形態の関係上リピーターOKとなっています。)
したがって初見での脱出率は10%前後となります。
全体としての脱出率は79/361で21%となっていました。
1週間と経たずにリピーターが既にいるので実際の初見での脱出率は20%を下回っていると思います。
チケットの値段がネックですが、これはもう一度参加したいと思う気持ちは、実際に参加するとよくわかります。
ゲームの進め方
探偵パッド(タブレット)を使って謎を解いていきますが、出題される謎はレイトンシリーズゲーム本編で登場するようなものです。
物語の進行もゲーム本編のような進み方で、所定の位置のナゾを解くと物語に進展があります。
また、物語に関係ないナゾが沢山あるのもゲーム本編と同じです。
ナゾを解くとピカラットを獲得でき、脱出の成功失敗とは別にピカラットの獲得数が最終的な自分の探偵レベル示すものとして集計されます。
ちなみに自分は169ピカラットで名探偵として認定されました。
ゲーム本編をプレイしたことのある人はわかると思いますが、ピカラットは5の倍数なのに中途半端な点数なのは、1人なのでなりふり構っていられずヒントを見たからです。
謎の難易度
探偵パッドを利用して解いていくナゾは、ゲーム本編と同じようなものなのでそれほど難しくありません。
ゲーム本編と同じシステムなので、ヒントのタブがあり問題のヒントを見る事が可能です。
ゲーム本編ではコインを消費するものですが、この公演ではヒントを見ると得られるピカラットが下がります。
また、問題の解答を間違えて獲得できるピカラットが下がるのは、ゲーム本編と同じです。
探偵パッドを使う問題はそこまで難しくないと言っても、これはあくまでも物語に関係のあるナゾの話です。
普通に進めていると物語に関係のないナゾまで見ている余裕はなので、そちらの方には難しいものがたくさんあったのかもしれません。
このように初見では物語を追うので精一杯なので、他の謎を解くために複数回参加したくなるという気持ちを煽られます。
ゲーム後半の物語の核心に迫る部分では、レイトンシリーズというよりも突然リアル脱出ゲームになります。
この部分は非常に難しく作っていると感じました。
演出
上ではナゾの解き方や方向性がゲーム本編と同じと言っていますが、この公演はアニメ「レイトンミステリー探偵社」とのコラボとなっています。
したがって設定やら何やらはアニメ準拠です。
顕著なのがキャラクターの声です。
例を出すと、カトリーはゲームだと有村架純さんでアニメだと花澤香菜さんです。
自分はゲーム方しか知らないのでちょっと違和感がありましたが、ゲームとアニメが違うことはよくあるので気にならない程度です。
最近のコラボものの例に漏れずOP・EDでよく喋ります。
ナゾの物量に押しつぶされてしまいがちですが、物語もしっかりと作り込まれているのでここも楽しんで欲しいです。
注意点
ツイッター等でも注意喚起されていますが、この公演には椅子とテーブルは存在しません。
自分の手荷物、謎解き用のキットも全て持って歩くことになります。
過去の公演だとモンハン脱出、最近のものだとTMCで開催されているリアルハンター試験と同じような形式だとイメージしてください。
参加回は人数が少なく広々とスペースを使えたので問題ありませんでしたが、チケットの残り枚数とかを見るとおそらく最大30チームおよそ90人が同時にプレイすることになると思います。
そう考えるとかなり狭く感じると思うので、ある程度の大きさの荷物はクローク(500円)に預けてしまうことをオススメします。
グッズ関連
今回もドサっと買ってきてしまいました。
なんと今回は全てのグッズに謎が含まれているという気合の入りようです。
また、この公演のグッズは全部セット(10,000円)というものがあり、全てのグッズとセット限定の謎をが付いてくるというものがあります。
今回はその全部セットを購入しました。
ステッカー
まずはいつものステッカー。
セットで購入した場合は成功か失敗かを選ぶことになります。
今回は失敗を選択。
ホームページ上での謎難易度は★★☆☆☆
難解ナゾトキクリアファイル
これもよくある謎付きクリアファイルですが、今回は一味違います。
団員向けに気合の入ったものとなっているそうです。
ホームページ上での謎難易度は★★★★★
ナゾトキ紅茶
箱の中に紅茶パックが7袋入っていて、それぞれ袋の表面に違う謎が書かれています。
紅茶を淹れている1分間で解けるナゾと謳っているのでパッと見てわかるようなものになっているみたいです。
ホームページ上での謎難易度は★☆☆☆☆
手帳型クリップボード
カトリーの手帳をモチーフにしたA5サイズ2つ折りのクリップボードです。
ステッカーシートが付いているのですが、表面はナゾに関係していたので裏向きにしてあります。
ホームページ上での謎難易度は★★☆☆☆
ナゾトキノート
謎の作り方が付録で付いているノートです。
付録には実際に解けるナゾも書かれています。
ホームページ上での謎難易度は★★☆☆☆
公演パンフレット
公演の内容を詰め込んだ1冊。
物語に関係のないナゾ27問全てが掲載されています。
実機ではなくなりますが、こちらで解けるならリピートしなくても大丈夫かも?
ホームページ上での謎難易度は★★☆☆☆
※パンフレットは公演直前に不備が見つかったらしいので、後日配送されることになっています。
ナゾトキトランク
会場で販売されているものではなく、チケット購入時に1つにつき3,000円で最大3つまで購入することができます。
中身はトップシークレットなので、とりあえず外観だけ説明をしておきます。
トランクと言っていますが缶です。
サイズとしてはA5です。
以前謎缶というものが販売されていたと思いますが、それと同じサイズだと思います。
この公演の持ち帰り謎にはまだ一切手をつけていませんが、想定されている所要時間を最大で合計していくと120分は優に超えていて、これに加えてナゾトキトランクがあるので、この公演のグッズだけで3時間以上は楽しめそうです。
まとめ
チケット代がかなりネックで最初は苦言を呈しましたが、参加回の超少人数というのも相まって非常にプレミア感のある公演でした。
(逆に超満員だったら満足度が減っていた可能性もあります。)
全てのナゾを公演中に解くことは難しいですが、パンフレットによって補完されているのも好感が持てます。
脱出は難しいしピカラットもそこそこしか集められませんが、自分の実力を試すいい機会だと思えばソロでの参加はありだと思います。
割とリピーターもいるみたいなので、参加を迷ってる人はすぐに決断をしないと参加そのものができなくなってしまうので注意してください。
ナゾの形式がレイトンシリーズゲーム本編に寄せてあるので、これを楽しいと思った人は是非ゲームの方を購入して欲しいとコンシューマゲームが好きな自分としては主張していきたいです。
4/2まではDL版のセールをしているので買い時です。(ダイレクトマーケティング)
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