世の中には沢山のボードゲームがあります。
その中でも異彩を放つものがありました。
それがこちらです。
テスタメントと銘打たれたこのゲーム。
題名に使われているフォントに見覚えがあります。
1年の内300日近くは見ているであろうフォントです。
そう、このフォントは「ファイナルファンタジー」のロゴと同じなのです。
内容物
箱を開けると、箱より一回り小さい説明書。
正方形の変則サイズです。
説明書の下にはマーカー類のシート。
シートは3枚ありました。
シートの下にはボードがありました。
ボードは3枚でそれぞれ両面あります。
ボードをどけると、カード類と小物類が入ってました。
ゲーム概要
箱裏にも書かれているように、このゲームはFF14を基にして作られたものです。
プレイヤーは4人の冒険者になって箱舟を探索します。
冒険者の数は4人と決まっていますが、プレイヤーの人数は1〜4人です。
また、箱の側面にはプレイ時間が書かれていて500分、8時間20分もの時間がかかると書かれています。
しかし、これはあくまでもゲームクリアまで通しでやり続けた場合の話です。
というのも、先述の通りこのゲームはFF14をボードゲームで再現したものです。
再現したのはエンドコンテンツであるレイドバトルです。
光の戦士ならご存知の通り、レイドバトルはトライアンドエラーです。
どのような立ち回りをすればいいのかがわかっていれば時間を短縮できますが、それができないとすぐに全滅です。
全滅したらその階層の最初からやり直しです。
その辺もレイドバトルを再現しています。
このやり直しがあるので、通しでクリアしようとすると8時間もかかるという事みたいです。
ゲームの流れ
ゲームを開始したらまずは雑魚戦です。
ボードの左上の一番左にコマを置いて、そこから1ターンごとに右に進みます。
マスに書かれている数字の数だけ雑魚が沸きます。
常にプレイヤー側が先行で、冒険者の攻撃が全て終わるとモンスターの攻撃が始まります。
お互いの攻撃が終わるとターンが進み次のモンスターが沸きます。
モンスターが沸かないターンもあるので、そこはプレイヤー側の行動で調整します。
雑魚戦を繰り返して一番右のマスにたどり着いてボス戦です。
ボスはボードに描かれているモンスターです。
このステージであれば巨大なイノシシです。
FFというよりもモンハンっぽいデザインです。
ボス戦までのステータスは全部引き継ぎなので、如何にしても雑魚戦での消耗をなくすかがポイントです。
また、ボスにたどり着くまでの中に鍵のマークのマスがあり、そのマスの時に雑魚が全て片付いていればギミック成功となりボスのHPを1つ減らせます。
ボス戦は必ず3フェイズになっています。
各フェイズには時間制限があり、8ターン以内にそのフェイズのHPを削りきらないと冒険者のHPが残っていてもゲームオーバーです。
3つのフェイズを乗り切ると晴れてクリアとなります。
クリアするとインターミッションとなりレベルアップ処理を行ないます。
レベルアップは1階層ごとに1と決まっていて、その階層での戦闘結果は関係ありません。
基本的にはステージ0から始めるように書かれていますが、レベルアップに運や戦闘結果が関係ないので、レベルアップの回数を守ればどのステージからでも始めることが可能です。
実際に遊んでみた
1人で遊んでみました。
まだスキルの効果や敵の対処の仕方を把握しきれてないので、一番簡単なステージ0しかクリアできていません。
上の画像はステージ0をクリアした時のものです。
ゲームオーバーになったのは1回で、いろいろな処理を確認しながらだったこともあって2時間近くかかってクリアしました。
理解してしまえばこのステージ0はチュートリアルということもあって20分くらいでクリアできるようになりました。
しかし、次のステージ1は未だにクリアできません。
ステージ1は明らかにFFで見たことのあるモンスターがボスです。
攻撃の仕方もモルボルっぽく状態異常のようなものにしてくるものでした。
前述の通りステージを飛ばしてプレイする事も可能ですが、一度クリアできるまでは次のステージでは遊ばないようにしています。
取得するスキルを変えてみたりしてクリアできる組み合わせを考えます。
まとめ
正直このゲームは万人ウケするようなものではないです。
しかし、FF14の最初のレイドである大迷宮バハムートをプレイした事のある身からすると、雑魚を蹴散らしながらボスにたどり着くのは懐かしく楽しいです。
軽いゲームではないですが、逆に言えば大ボリュームです。
安いゲームではないですが、長く楽しめるものなのでいい買い物をしたと思っています。
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