ドラクエ3リメイク クリア後感想

ゲーム

発売から2週間。

ラスボスのゾーマを倒してストーリーをクリアしました。

クリア後のやり込み要素もありますが、とりあえずエンディングまで終えたので感想を書いていきます。

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ドラクエ遍歴

これまでにいくつかのシリーズはプレイしています。

DSの456の天空シリーズ、3DSの11、Switchの11S、Steamの11Sはクリアしました。

3DSの7は遊びましたがクリアはできていません。

11だけ3機種でプレイしていてなんか変な感じですがしっかりクリアしていることから良いゲームだと感じているみたいです。

通常のコンシューマではない9と10を除くと、プレイしていないのは初期のロトシリーズである123、あとはタイミング合わなくてプレイしていない8となります。

今回のHD2Dでのリメイクのおかげでロトシリーズはコンプリートできそうです。

ということでドラクエ3は初見でのプレイとなります。

ただ古いゲームということもありプレイしたことがなくても知識として知っていることもいくつかあります。

既に知っていたこととしては、まずはラスボスは物語当初に示されている魔王バラモスではなく大魔王ゾーマであること。

遊び人はさとりの書がなくても賢者に転職することができるなど有名なことは知っている状態でスタートです。

率直な感想

まず単純に楽しく遊べました。

界隈では懐古厨が絶賛しているだけでゲームの出来自体は良くないみたいなことも書かれていますが、元がファミコンのソフトであったことを加味しなくても良リメイクだと思います。

難易度設定があるのもそうですが、1番は戦闘のスピードを変更できるようになっているのが現代に合わせていると感じました。

良かった点

イベントが増えている

自分でプレイしたことはありませんがRTAとかは見たことがあるので大まかな流れは知っています。

その記憶を基に変わっている思ったところが結構ありました。

特にこれはと思ったのは物語冒頭です。

11のエンディングでロトシリーズへの繋がりが示唆されていて、正にエンディングと流れが冒頭にあります。

これ含めて他のシリーズへの繋がりを意識したものが随所に見られました。

戦闘スピードの変更

シリーズでも設定から変更できるものが多いですが、実際の戦闘画面で変更できるようになっているのは今風だと思います。

しかもこれまでに自分が見てきたもの、特にDSの456ではそこまで大きな速度変化があるように感じられませんでしたが、明らかにスピードが違い戦闘がサクサク進められていると感じました。

マップ機能

そもそもファミコン版ではミニマップなんてなかったはずでが、現代のゲーム基準だとやっぱり常時表示されるミニマップと目的地のマーキングは必須機能だと思います。

先日までプレイしていたFF16は意図的にミニマップはないと言っていましたが、明らかに行き先がわかりづらい仕様になっていました。

また、マップから直接ルーラできるのも良かったです。

レベリングのしやすさ

ファミコン版との比較ではなくこれまでプレイしてきたシリーズとの比較になりますが、明らかにレベルが上がりやすくなっていると思います。

転職システムの都合上勇者以外は必要経験値が少なく設定されているのかもしれませんが、ダーマまで来た時に20前後であったのに、転職後はダーマ付近ですぐに同じ20前後までレベルリングできてしまいます。

レベルアップでHPMPが全快になるので、ダンジョン攻略中にレベルアップしてほぼ全快の状態で最奥に辿り着けるみたいなこともよくありました。

モンスターバトルロード

リメイクの際に追加されたコンテンツですが、これがいい金策になっているのでしっかりとクリアしていくとそこまで金欠になることなく進んで行くことができます。

また町にいるNPCで訳のわからないことを言っていた人物がラーの鏡入手後に話しかけるとモンスターであることが発覚したりと、NPCに積極的に話しかける動機になるように作られているのも上手いと思いました。

イマイチな点

リストからしかルーラできない

マップから直接ルーラできるようになったのは評価ポイントですが、あくまでも羅列されている地名から選ぶ形式なため目的地が探しにくいです。

他のシリーズも同じですが、ダンジョンやほこらなどにもルーラできる関係上選択肢が多いのが難点です。

マップ自体も拡大表示で上下左右に動かせるだけでカーソルで直接指定できるわけではないのもちょっとマイナスです。

一部の敵が強い

もちろん全部が全部弱い敵の方がいいというわけではなく、ここまでの流れを考えると急に難易度が上がりすぎなボスがいます。

代表的なのがナイルの悪魔です。

調べてみるとこのリメイクで追加されたボスらしく、元がなかったから調整をミスっているのではないかと思ってしまいます。

もちろん順当に行っていれば勇者がマホトーンを覚えているタイミングなので、そういう補助もしっかり使っていかないとこれから先は危ないというチュートリアルなのかもしれませんが、ピラミッドを普通に攻略できていたパーティでもかなり苦戦することになりました。

他にもパーティによっては詰みかねないモンスターの構成があったりしました。

パーティ編成が自由なゲームなので万能に戦って行けるようにしろってことなのかもしれません。

ラーミア

物語の後半でラーミアに乗れるようになりますが、これが遅い上に着地点もわかりづらい。

マーカーこそ出ていますが、ラーミア自体がピタッと止まれるわけではないので微妙に扱いづらいです。

でも着地なんかよりもスピードが遅すぎるのが問題です。

通常の移動や船ですらダッシュがあるのにラーミアだけは低速のみとなっています。

良かった点で戦闘スピードを上げていますが、そこにスピード感が必要なのをわかっていながら、必要期間が短いとはいえ空を飛ぶ唯一の手段のスピードがこれで良いとしたのはちょっと許せません。

本当は飛べるようになったらこれまで行けなかった山の上のポイント全部回ろうとか思っていましたが、実際に飛んでみてやる気を失いました。

クリアタイム

およそ30時間程度です。

ただ例によって結構休憩中に放置とかしているので実際にプレイしていたのは27時間くらいだと思います。

パーティ変遷

クリアまでのパーティ変遷を紹介します。

スタート時

  • 勇者
  • 戦士
  • 魔法使い
  • 僧侶

最初はオーソドックスなパーティでスタートしました。

元々登録されているキャラクターをそのまま使ってもよかったですが、一応自分でキャラクリしてパーティを作りました。

名前とか全然思いつかなかったので、もうドラクエの他のシリーズから取ってきました。

他にも同じことをやっている人もいると思いますが、5の嫁候補3人でイメージから、戦士デボラ、魔法使いビアンカ、僧侶フローラにしました。

髪の色が選べるのでそれっぽくなって良かったのです。

デボラを遊び人スタートにするか悩みましたが、遊び人はいうこと聞かないと聞いたので初見でそれはキツいと思い戦士にしました。

また、最初の種の割り振りは職業とそのキャラクターっぽさを考えて振ってみたらそれっぽい性格になったのも良かったです。

ダーマ到着後

  • 勇者
  • 戦士→武闘家
  • 魔法使い→僧侶
  • 僧侶→商人

1回目の転職は何となくのイメージで選んでいます。

戦士→武闘家は単純にそれっぽいと思ったからです。

魔法使い→僧侶は攻撃も回復もできるようにしたいという考えからですが、結局賢者にするので若干ミスっています。

僧侶→商人は単純にフローラの父親のルドマンが商人だったからです。

あとは今後商人に就かせる予定が全く無かったので1回は誰かに経験させておこうと思ったからです。

このパーティでは特に先に進むことはなくダーマ周辺でレベリングを続けました。

2回目転職

  • 勇者
  • 戦士→武闘家→遊び人
  • 魔法使い→僧侶→盗賊
  • 僧侶→商人→獣使い

ここでデボラを遊び人にして賢者を目指します。

ビアンカが盗賊なのはフローラを商人にしたのと同じで最終的に就ける予定がないので、序盤の特技を回収するためです。

後で盗賊は最終パーティ候補に入る逸材と知りますがそこは完全無視でクリアまで行きました。

獣使いも同様ですが、獣使いははぐれモンスター集めも含めて最終パーティに入ってきます。

方針としては全員が賢者を一度経由するという流れを作ります。

3回目転職

  • 勇者
  • 戦士→武闘家→遊び人→賢者
  • 魔法使い→僧侶→盗賊→賢者
  • 僧侶→商人→獣使い→遊び人

ここで2人賢者に転職です。

まだこの時点でダーマ付近をウロウロしています。

貴重なさとりの書を使って最初に盗賊→賢者となり、次に遊び人が自力で賢者となりました。

獣使い→遊び人として全員が賢者になる準備が完了です。

この辺から少しずつ先に進んでいきます。

4回目転職

  • 勇者
  • 戦士→武闘家→遊び人→賢者
  • 魔法使い→僧侶→盗賊→賢者
  • 僧侶→商人→獣使い→遊び人→賢者

全員が晴れて賢者となりました。

全員賢者パーティで最後まで行ってもよかったのですが、性格を変えていないこともあって向き不向きがステータスに出るようになってきます。

5回目転職

  • 勇者
  • 戦士→武闘家→遊び人→賢者→戦士
  • 魔法使い→僧侶→盗賊→賢者
  • 僧侶→商人→獣使い→遊び人→賢者

登録時の種の使い方が完全に近接向けだったこともあってデボラは賢者になってもMPと賢さが全然伸びない状態でした。

そのため最終職として戦士に戻すことにしました。

自力でバイキルトをかけられるようになったので、賢者を経由した意味は大いにあったと思っています。

6回目転職

  • 勇者
  • 戦士→武闘家→遊び人→賢者→戦士
  • 魔法使い→僧侶→盗賊→賢者→獣使い
  • 僧侶→商人→獣使い→遊び人→賢者

これが最後の転職となります。

最初に賢者になったビアンカがメラゾーマを覚えたところで獣使いになりました。

はぐれモンスター集めが楽になるのもありますが、ビアンカは5の主人公と一緒にキラーパンサーを拾っているので獣使いっぽいと思い最終職に選びました。

最後の転職をした時点で勇者はレベル35くらいだったと思います。

物語的にはオーブ集め中盤くらいです。

最初はイメージを優先して入れた獣使いですがまさか獣呼びがあそこまで強いとは思いませんでした。

最後に

クリアまでで集めることのできた実績は30/42で71%でした。

ほとんどがストーリーで得られす実績なので、普通にプレイしているだけで結構集まります。

自分は実績コンプリートとかしようとしているタイプではないので、あとはクリア後の要素をちょっと楽しんだら来年に出る1・2のリメイクの発売日が発表されたら、1番下の難易度で復習をすると思います。

3の冒頭が11のエンディングから繋がっていたように、1・2も時系列的な繋がりを意識したイベントを挟んでくると思っています。

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